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生田丹代子の彫刻作品 優雅で流動的
ガラス造形作家生田丹代子は板ガラスの断面を積み重ねて空間に線を描いた作品や、量感のある作品を制作。ガラスと空気、二つの物質が鏡面に反射することで生まれる「光の造形」は、光の状態や背景、見る角度により表情が変化する。
大空へ羽ばたく翼を思わせる「Memories」、うねる波の高まりをとらえた「TheSea」など、有機的なかたちは動きを秘め、連続した時間を切り取ったような印象がある。
他方、透明感のある青や緑の色彩、板ガラス1枚ごとに変化する光の透過や反射などと相まって、作品は不思議な静けさや清明な表情もたたえ、どこか神秘的な雰囲気すら漂わせる。
何枚もの板ガラスを接着することで流動的で美しい彫刻作品を制作、1枚1枚薄いガラスの板を少しづつずらし重ね合わせることで1つの立体物ができ上がっています。
実に美しいですね。光を当てることで滑らかで神秘的なグラデーションが作られます。
ではご覧下さい
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