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2014年度の企業の倒産件数は、13年度と比べて9%減の9543件となり、年度ベースでは6年連続で前年を下回り、1990年度の7157件以来24年ぶりに1万件を割り込んだ。東京商工リサーチが2015年4月8日に発表した。
負債総額は33%減の1兆8686億500万円。負債100億円以上の大型倒産が9件と前年の21件を大幅に下回ったことで、1989年度以来25年ぶりに2兆円を割った。
上場企業の倒産も航空会社のスカイマーク、1件だけだった。
業種別では、全10業種中8業種で倒産が減った。全体の2割近くを占める建設業は18%減と、24年ぶりに2000件を下回った。半面、不動産業は駆け込み需要の反動減が影響して6年ぶりに増加した。
全体の倒産件数が低水準にとどまるなか、円安が影響した倒産は大幅に増加。円安関連倒産は前年比4割増の260件となった。業種別では燃料費の高騰の煽りを受けた運輸業が最多の85件だった。
参考: JCASTニュース 2014年4月9日
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