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愛知県警守山署は31日、入居者に暴行を加えたとして、名古屋市名東区大針3の無届け介護施設「ケアホームひまわり」の職員の男3人を暴行容疑で逮捕したと発表した。
職員はスマートフォンで、暴行の様子を動画に撮影していたという。市も31日、老人福祉法に基づき同施設を立ち入り調査した。
容疑は2月21日、同施設で入居者の女性(93)の口に指を差し込み、鼻を指で塞ぐなどの暴行を加えたとしている。女性にけがはなかった。横井、鈴木両容疑者は容疑を認め、物部容疑者は「僕はいなかったと思う」と否認しているという。
同署によると、別の事件の捜査で横井容疑者を調べていたところ、スマートフォンから入居者に暴行を加えている様子を映した動画が見つかった。
施設を運営する会社の仲宗根(なかそね)恵子社長(61)によると、動画には女性が「やめて」と叫んだり、3人が笑ったりしている様子が映っていた。鈴木容疑者のスマートフォンには、男性入居者の下半身を撮影した画像も残されていたという。仲宗根社長は「教育が行き届かず、被害者の方に申し訳ない」と謝罪した。防犯カメラを設置するなど監視体制を強化する方針という。
市は、同施設が老人福祉法に基づく有料老人ホームに当たるとして、数年前から届け出をするよう指導していたという。
引用元:毎日新聞 2015年03月31日
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