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skylijp

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2016-04-06 14:42:41

【ロンドン】先週ブリュッセルの空港と地下鉄駅で起きた連続爆弾テロを受け、警察が離れたところから自爆テロ犯を特定できるような遠隔探知技術の開発への関心が高まっている。ただ最新技術の導入だけでは十分ではないとの指摘もある。スパイカメラ

 出発ロビーで爆弾が爆発し、少なくとも16人が死亡したブリュッセル空港のテロでは、広いランドサイド(搭乗客以外も立ち入り可能な区域)と、セキュリティーが厳重なエアサイド(搭乗客と空港関係者だけが立ち入り可能な区域)との落差が浮き彫りになった。

 英警備会社オーグメンティクのマシュー・フィン社長は「空港のセキュリティー・チェックポイントでは検査が厳重になっており、検査体制は機能している」とする一方、「搭乗手続きエリアのような公共のスペースは、テロに対して依然ぜい弱だ」と指摘する。赤外線暗視カメラ

超高性能赤外線ビデオカメラ

 欧州連合(EU)の民間航空安全委員会(CCAS)はブリュッセル空港のテロを受けて31日に緊急会合を開き、セキュリティーに関する問題点を洗い出すととともに情報交換を行う。欧州の航空安全当局のある高官は「テクノロジーをもっと活用しなければならない」と語る。超小型カメラ

イスラエルのベングリオン国際空港のセキュリティー部門の元責任者ピニ・シフ氏は、欧州などの空港のセキュリティー体制はイスラエルに比べ大きく後れを取っていると指摘する。また技術を活用するだけでは問題を解決できないという。

超小型隠しカメラ

 イスラエルは以前から重層的なアプローチをとっている。例えば車が空港に到着する前に検問し、ドライバーや同乗者に職務質問を行う。ターミナルには高度な訓練を受けた行動観察の専門家を配置し、不審なものをチェックしている。ペン型カメラ

 欧州の各空港は入り口でのセキュリティー・チェックに難色を示している。入り口が混雑して搭乗客がかえって危険にさらされるからだという。そこでIT企業は、搭乗客がターミナルに入る時に危険物を持っているかどうか遠隔探知できるシステムの開発に取り組んでいる。

 英セキュリティー装置メーカー、デジタル・バリアーズのザク・ドフマン最高経営責任者(CEO)は「大量輸送機関で通行人が多いところでは、人の流れを妨げないようにすることが重要だ」と語る。

 同社は、自爆ベルトや短機関銃といった危険物を隠し持つ者を約15メートルの距離から探知できるセンサーを開発した。スルービス・カメラと呼ばれる小型の隠しカメラで、通行人の衣服を透視して不審物を探知する。拳銃など小型火器の場合は6メートルの距離から探知できるという。ドフマン氏によれば、スルービスはすでに一部の空港で利用されているというが、空港名は明らかにしなかった。

 米運輸保安局(TSA)は、英防衛技術企業キネティク・グループと共同で、約15メートルの距離から火器を探知するボディースキャナーの開発を進めている。同社によれば、一部の空港や交通のハブで限定的に利用されている。

 ブリュッセルのテロで使用された過酸化アセトン(TATP)などの爆発物を探知する現在のシステムの多くは、センサーを爆発物に近づけるか触れさせる必要がある。離れていても爆発物を探知できるようにするには課題は多い。ただ、爆発物処理の専門家である米ロードアイランド大学のジミー・オクスリー教授は「非常に多くの企業が取り組んでいる」と語る。

関連サイト

http://yaplog.jp/skylijp/archive/2

http://1137.jp/post/entry/6155


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