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7740kd

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2016-02-22 17:21:33

元宵節の由来

中国では旧暦1月15日の元宵節が終わると、

漸く新しい年が始まるという実感が湧いてきます。

元宵の元は1月、宵は夜の意味で、

旧暦1月15日は新年最初の満月の夜になります。

この日、人々は新しい春の到来を祝って、

提灯に火を灯し、月を眺め、提灯に貼られた謎々を当てたりしながら一家団欒して過ごします。

古書に、この一日を「上元」といい、その夜を「元夜」「元宵」と称したとある。

元宵節の名はこんにちまでずっと用いられている。

この春節後の最初の満月の夜に、家々では身内の者が団らんして、共に佳節を祝う。

この夜に、灯篭を飾って見物する風習があるので、この日を灯節(灯篭祭)ともいう。

元宵節は2000年ほど前の前漢時代に始まりました。

そしてちょうちんを観賞する習慣は後漢明帝の頃から始まったとされています。

明の時代の皇帝は仏教を提唱しました。

その仏教の伝統では正月の十五日に僧侶が仏舎利を拝み明かりを供えるので、

その日の夜に皇宮とお寺で提灯を点し、仏に供えます。

そして士族と庶民は提灯を掛けました。

その後、この仏教礼儀に関わる節句はだんだんと庶民の間の盛大的な祝日になりました。

漢文帝の時代に旧暦正月の十五日を元宵節と定められました。

元宵節につきものの食べ物は、宋の時代から伝わる饅頭のようなものです。

始めは「浮元子」と名付けられていましたが、

いつの頃からか「元宵」と呼ばれるようになりました。  

砂糖や小豆のこしあん、胡麻、サンザシなどの木の実をもち米の粉で包み、

煮たり揚げたり蒸したりしたものです。

「湯団」とか「湯円」とも呼ばれ、

「団円」=「一家団欒」を象徴する食べ物とされます。



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