2015年6月28日、台湾・中央通訊社によると、台北郊外の新北市にあるウォーターパーク「八仙水上楽園」で27日夜、大規模な火災があった。同市当局は28日、やけどなどによる負傷者は同日午後6時時点で498人と発表した。うち202人が重傷だという。

現場では同日午後から、参加者がカラーパウダーを投げ合うイベントが行われていた。火事は、舞台で起きた粉じんに何らかの理由で爆発によるものとみられている。

掲載された現場動画には、色の付いた粉が吹きかけられる中、音楽に合わせて人々が踊っていたところ、突然粉末に引火して来た様子が映し出されている。

台湾の教育当局は28日、負傷者の中に学生や生徒、教師が205人含まれていると発表した。同日午後6時時点で、高級中学以下が70人（教師1人含む）、大学生と専門学校生が135人に上る。

  イベント責任者が「現場の参加者へ喫煙について注意していなかった」「最後まで責任を負う」とひざまずいて負傷者らに謝罪した。

カラーカラーパウダー自体は、コースターチを着色したもので人畜無害。

しかし、大量の可燃性の粉が空気と混ぜて噴霧すれば、高濃度で浮遊していて、たちまち爆発危険物に変化する。

みんなはこういうカラーカラーパウダーのイベントを参加する場合、どうぞご十分に注意ください！