sawahi
猿やゴリラなどと比べると、同じ霊長類でも唯一人間だけが、股間を衣類で隠そうとします。猿などが進化したものが人間であると伝えられるのが通説ですが、ではその進化の過程で、はたしてどの時期・どういった理由で、人類は股間を隠すようになったのでしょうか。教えて!gooで様々な推測がなされました。
■隠さないのが恥ずかしくなってきた…
「旧約聖書によれば、人類の祖であるアダムとイヴが『善悪の知識の木の実(いわゆる禁断の果実)』を食べた途端、お互いが全裸である事に気づいて、イチジクの葉で陰部を隠したそうです」(yingtao7さん)
「明治の初期、たぶん江戸時代も混浴は普通だったようで、男も女も隠してないし気にもしなかったようです。パンツが普及してから隠れるようになったので、見せるのが恥ずかしくなってきたようです」(tomoacさん)
「隠すようになったから、隠さないのが恥ずかしくなったのです」(komaas88さん)
ではなぜ隠すようになったのか、というところですが…
「基本的にぶつけたり衝撃を受けるととっても痛い部分ですので、それを守るためのものが発祥だと考えられますが、人間以外の動物は、道具を加工して作ることが出来ませんのでパンツをはかないだけなんじゃないでしょうか」(siege7898さん)
「構造的に男は運動や歩行、戦闘に不安定な状態で露出は邪魔、狙われたりする。女は異物の混入を忌避する為では…」(lions-123さん)
保護目的である、との見方が多かったようです。
「羞恥心は言語と同じく、本能ではなく文化的なものです。一例として、モンゴルの放牧民(だったかな)は居間に置いたカメにまたがって家族の前で排便します。昔NHKなんとか紀行で見ました。恥ずかしくはないのかとレポーターがマイクを向け、別に恥ずかしくはないと少年が答えてました」(toast5さん)
「興味深いのは、そもそも着衣がなくても陰部にはまるで隠すように毛が生えていることです。まさにこれは局部を隠すためである、とわたしは思っています。
脇毛ともども本来はフェロモンを発する(体表にとどめる)ために残されたものだったのが、結果的に隠す機能を果たすようになった、という順番でしょう。(中略)…ならばなぜ隠すのか。これは二つの理由が考えられるでしょう。
ひとつは、人類の祖先が雌雄で恒常的なパートナー関係を築くようになったので、他の成体(ことにオス)に対して性の対象とされないために隠した、というもの。性はパートナー同士だけの秘め事にしておこう、というわけです。この関係を築くことによって、人類は夫婦間にできた子どもはふたりの遺伝子を継いだ者であると確信でき、異様に長い育児期間を達成できたのだと唱えられています。
いまひとつには、ちらリズムの美学というか隠すことによってより『萌えた』のではないでしょうか」(sync-magさん)
色々な考え方があるようです。皆さんもお暇な時にぜひこのテーマで議論してみてください。
武藤弘樹(muto koki)
引用元:http://oshiete.goo.ne.jp/watch/entry/aa7bcf13115367547a6365036e3cec1e
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