Toonyy
18日、ある銃声のともに3万人が天安門にあるスタートラインから飛び出し、それが2014北京マラソン大会の幕開けだった。
2011年10月20日、当時SOHO中国取締役社長の潘石屹が携帯である微博を書き、「うわ、空気に毒が!」とあるアプリのスクリーンショットで、「雾霾」という言葉が中国人の視界に入った。まもなく、それは中国人が一番関心を持つ話題となっていた。
環境や政治の問題はさておき、「雾霾」がもたらした商機について語ろう。
「当時の出来事はいまだに記憶に新しい」と2012年、あるスイスのエアクリーナーを販売していた張さんが言った。1月のひどい空気汚染のせいか、人々が夢から覚めたかのように、エアクリーナーを買い始めった。張さんの携帯もその時から鳴き始まった、とぎれなくて。
「もしできるね、宅便も自分でやった、エレベーターのない住宅もね。大体のお客様は教養がよくて、彼たちのおすすめで、次の商売もすぐ来る」。
人々はまだその設備に慣れていなかったかもしれないか、それをレンジフードとして使う人や変圧器を使わず設備を起動する人もいた。いろんな問題を解決しながら、「最初自分の仕事にけっこう自慢だったが、その順調さは環境汚染のお陰ってことを思うと、さすがに嬉しくなれないね。」
狂熱とも言える健康ブームで、供給のバランスが崩れた。
いくら仕入先に声を掛けても、なかなか満足できる台数と値段が決まらない。やむおえない、値段のほうが「三割」から「一割」、最後フルになってしまうという。
おそらく、エアクリーナーの人気にはヨーロッパ人やアメリカ人が予想もしなかっただろう。2012年以後、普通の家庭ではなく、幼稚園や小学校もエアクリーナーを購入しはじめった。
外国のサプライが増していく一方、国内でもエアクリーナーを生産する会社が出現した。
「これから、供給過剰になるかもしれないが、二級や三級都市にはまだやれる」
中国の500都市にはわずか1パーセントが世界衛生組織(WHO)の推薦空気標準に達している。一方、世界で汚染が最も深刻な10都市のうちには7都市が中国にある。環境問題は深刻だということは誰でも分かっている。
(2013年2月28日撮)
エアクリーナーが八十年代のテレビ、洗濯機、冷蔵庫と九十年代のパソコンと21世紀のスマフォのように、誰でも持つべくものとなっている。
しかし、今ネット上のエアクリーナーの販売ページには専門用語ばかりで、なにを選べるか難問である。この時、知り合いのおすすめが一番効くかもしれない。なので、TCL会社と360(ソフト会社)が協力し、「空気衛士」というエアクリーナーを開発した。360が持つ大量なユーザーがそれを注意を払うだろう。
エアクリーナーのブームがいつまで続かれるのか分からないが、そこに商機があることが間違いだろう。
中国探検隊隊長
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