こんにちは、C2J 掲示板へようこそ    「新規登録」    「ログイン」
cmall
閲覧回数:35 | コメント数:0
112233

112233

2015-05-20 14:17:47

凍結精子失い、妻は泣き崩れた 病院が無断で保存中止

 

大阪市立総合医療センター(大阪市都島区)が、患者2人の了承を得ずに精子の凍結保存を中止していたことが朝日新聞の調べでわかった。不妊治療で精子を使おうとした患者の問い合わせで発覚した。病院側は1人に謝罪したが、別の1人には別病院に精子を移すよう求めていたとして、問題ないとの見解を示した。

 

凍結精子失い、妻は泣き崩れた 病院が無断で保存中止

 

保存を打ち切られたのは大阪府と奈良県の30代の男性2人。大阪の男性によると、血液の病気の骨髄異形成症候群と診断され、精子をつくる機能に悪影響が懸念される放射線治療、抗がん剤を服用することのため、2003年12月にあらかじめ精子を凍結保存した、当時は18歳。奈良の男性は04年11月に凍結保存した。保管費用は無償だった。

同病院によると、12年4月に責任者の婦人科副部長が別病院に異動。その時点で計13人分の精子を無償で凍結保存していたが、昨年9月ごろ、元副部長の指示で凍結保存のための液体窒素の補充が打ち切られた。

元副部長によると、12年4月の異動時に「1年をめどに患者の意向を確認してほしい」と口頭で看護師に依頼していたため、保管期限が13年3月末までということが患者にも伝わっていると思い込んだという。液体窒素の補充をしていた医師も、患者の了承が得られているか確認しなかった。

今年4月、精子を使おうとした大阪の男性が同病院に問い合わせて凍結保存の中止が発覚。病院側が調べたところ、13人中6人については元副部長が事前に了承を得ており、3人は死亡していた。別の2人には「1年ごとに意思表示をしなければ廃棄する」と書いた文書を渡していた記録が見つかった。

しかし、大阪と奈良の2人には了承を得ていなかった。奈良の男性には今月15日に電話で謝罪したという。大阪の男性については、13年3月末までに別病院に精子を移すよう、12年の受診時に依頼していたとして、問題ないとの見解を示している。男性は「勝手に廃棄することはないと説明された」と主張しているが病院側は否定している。

保存容器は現在も病院内にあるが、内部の精子の機能は失われているという。

凍結精子を移す予定だったクリニックの診断で、北村さんの今の精子は動いていないことがわかっている。今後、手術で精巣を開き、精子のもとになる細胞が残っているかを確かめる予定だ。精子が見つかる可能性は30%前後だという。(藤田遼、西村圭史)

 

このニュースに関して、医者の研究者として一人のネットユーザーは恣意的に一方的な病院側の過失を匂わせる見出しに納得できない、しかも一方的に破棄したような印象すら受けますが、実際には「管理が十分でない環境」だったとのことという意見も投稿した。

その上、家族には同情しますが、これで病院を責めるのは間違いです。

またこういった状況を十分に勘案せずに記事にした新聞社も問題だと思われた。



この投稿をコメントする